潜在意識で復縁を叶えるには「なる」が必要?できなくても叶えるコツ
「潜在意識で復縁を叶えるために「なる」が効果的!」と見聞きしたことはありませんか?
現実ではまだ復縁が叶っていない「今この瞬間」に彼の彼女に「なる」ことで、内面に合わせるかのように現実が動き出す。
潜在意識のメカニズムでいえばそのとおりなのですが、こんな悩みや疑問を持つ人も。
現実を見てしまって、彼がいる私でいられません。ふと我に返って「このまま変わらないのではないか」と疑ってしまいます。
せっかく頑張っても「なる」の効果が得られずに苦しい思いをしている人が多いように感じます。
かく言う私も「なる」が使えなかった一人です。
今回は、「潜在意識で復縁を叶えるのに「なる」は必要?」に対する答えや「なる」ができない人向けに復縁を叶えるコツを紹介します。
そもそも「なる」とは何ですか?
願望成就法として「なる」がすすめられることが多いですが、そもそも「なる」とはどんな状態でしょうか?
「なる」とは「もうすでに願いが叶っている状態でいること」
「なる」とは、現実がどうであれ「もうすでに復縁が叶って彼の彼女です」というマインドで過ごすことをさします。
彼と音信不通でも、彼に別に彼女がいても、彼が結婚していても、現実は関係なしに「私は彼の彼女だ」と決めてしまうのです。
先に決めてしまえば、後追いで復縁が叶うという仕組みです。
潜在意識での復縁は「心が先で現実が後」が鉄則!
潜在意識を使った復縁成就では、現実が変わる前に自分自身(特に内面)が変わることが重要です。
現実は内面の写し鏡と言われるほど、自分の潜在意識の状態が完璧に映し出されています。
もしあなたが復縁のために頑張って行動していても、潜在意識で「どうせ叶うわけがない」と思い込んでいれば、なかなか現実が動かずやきもきすることも。
逆に、潜在意識を「すでに復縁が叶った状態」にできれば、現実で頑張らなくても復縁が叶うのです。
古くから伝わる予祝も「なる」と同じ
日本では古くから豊作を祈って、1年間の農作業や秋の豊作を実演する「予祝」という行事がおこなわれてきました。
「予め(あらかじめ)祝う」と書く通り、あたかも豊作だったかのように先に祝うことで、その通りの結果が得られると考えられてきました。
これは「なる」とまったく同じ仕組みですよね。
スポーツ選手や事業家のなかには、あらかじめ成功を祝う機会を設ける人もいるようですよ。
「なる」が向いている人・向いていない人
「なる」は願いを叶える上で一定の効果があると思いますが、向き不向きがある方法です。
「なる」が向いている人と向いていない人の違いは、次のとおりです。
- 感覚重視
- 楽しいことが好き
- 楽観的
- 自己肯定感が高め
- 成功体験が多い
- ゲーム感覚で取り組める
- 思考重視
- 努力を積み重ねることで安心する
- 自己肯定感が低め
- 成功体験が少ない
- 納得しないと先に進めない
「なる」が向いていなくても、復縁は叶うので安心してくださいね。
潜在意識も「なる」も胡散臭いと思っても復縁は叶う!
潜在意識も「なる」も目に見えないため、胡散臭いと感じてしまう人も多いです。
ここからは「なる」を胡散臭いと思ってしまう理由や「なる」ができない場合の対処法を紹介します。
「なる」を決めても現実に振り回される人は多い
「すでに私は彼の彼女」と決めたのに、現実が動きません。
LINEの返信がなくて「これで合っているの?」と不安になります。
「なる=すでに復縁できた」と決めたにもかかわらず、現実が動かず焦りや不安が強いというご相談はとても多いです。
LINEの返信がなかったり、彼に彼女がいたりすると「決めたはいいけれど何も変わらない」と感じて「叶っていない状態」に戻ってしまいがち。
焦りや不安が強い人は「なる」と決めれば現実が動くと期待しすぎている傾向があると感じます。
「現実が変わったら初めて「なる」でいられるのに」と考えるのは、潜在意識をまったく活用できていないのです。
「なる」の途中で我に返るのはエゴのしわざ
最初は「なる」ができていたけれど、途中で「私、何をやっているんだろう。ばかばかしい」と我に返る人も多いです。
私は、心の世界に入ったときに「すでに彼と同棲しているつもりで、料理やお皿を二人分用意してみる」というメソッドを見て「ただのイタい人では?」と思った経験があります。
私の例は極端かもしれませんが、彼と付き合っている体で過ごしているなかで「このまま叶わないのではないか」「現実を無視してていいの?」という思考が浮かぶことも。
これは、よくエゴの声と呼ばれます。
世間の声や周りの人の言葉を取り入れて自ら創り出した、復縁などの願いを諦めるように導く思考
そもそもエゴとは、人間の防衛反応の1つ。
「人間は変化を嫌う」と聞いたことはありませんか?
これは「心理的ホメオスタシス」とも呼ばれる反応で「現在の習慣や環境などの現状を維持したい」という心理のこと。
現状を変化させないことで、安全や安心を守っているのです。
エゴは自分を守るために、あの手この手を使って復縁を諦めさせようとします。
- どうせ叶わないよ
- 「なる」をやっていて一生一人だったらどうするの?
- 現実を見たほうがいいのでは?
- 潜在意識って怪しい
これらが頭を渦巻くなら、エゴに乗っ取られている可能性大です。
エゴって放置しておくと「現実悪化」そのものを引き起こすことも。
以下の記事でエゴとの向き合い方を解説しました。
「なる」が無理なら「十分やれている」を選ぼう
エゴが強い人や納得しないと先に進めない人は「なる」と決めても、現実に引き戻されてしまいがち。
そこでおすすめなのが「私は願いを叶えるために十分にやれている」と考えることです。
自分のために動けている実感があると、願いが叶いやすい人は一定数います。
「なる」は決めたら終わりなので「そのあとどうしたらいいのか」「このままでいいのか」と心もとない気持ちになりがち。
もし不安や焦りが強いなら、復縁のために十分やれていると思える工夫が大切です。
- 自分磨きをする
- 彼と別れた原因を客観的に見直す
- 自己否定を抜け出して自分らしく生きるために行動する
「ちゃんと自分のために動いてあげられる」と感じられれば、復縁に直接的に関係のない行動でもOKですよ。
ちなみに「私は国家試験の勉強を頑張る」でした。
「なる」を無理やりやると現実が悪化する?
「なる」を楽しんで取り組めればよいのですが、ときには「これができないと復縁が叶わない」と力んでしまう人も。
また「なる」をやっていると苦しいと感じる人もいるかもしれませんね。
「なる」を無理やりやると、現実が悪化することがあります。
ここからは「なる」をやって復縁が叶うどころか、現実が悪化してしまう理由をみていきましょう。
潜在意識に復縁を邪魔する思い込みが眠っているかも
潜在意識に「復縁は難しい」「彼は私のことをどうでもいいと思っている」などの思い込みがあると「なる」をやっても現実が悪化してしまいます。
【潜在意識での復縁は「心が先で現実が後」が鉄則!】でもお伝えしたとおり、潜在意識の状態がそのまま鏡のように現実に映し出されるので、復縁を邪魔する思い込みがあれば「あなたにはこんな思い込みがありますよ」と現実が見せてくるのです。
どんなに頭では「なる」と決めても、潜在意識にある思い込みを見直さないと現実が動きにくいでしょう。
復縁を邪魔する思い込みを見つけるコツ
復縁を邪魔する思い込みを見つけるには、現実を見たときの感情にフォーカスを当てましょう。
- 「復縁は難しい」と見て心がざわついた
- 「潜在意識は嘘」と目にして不安になった
- 「彼よりも素敵な人がいるよ」と言われて怒りが湧いた
現実を見たときの感情がネガティブなら、あなたが握りしめている思い込みが反応しています。
- 「復縁は難しい」と見て「そうだよね」と思って心がざわついた
- 「潜在意識は嘘」と目にして「やっぱりそうなのかな?」と思って不安になった
- 「彼よりも素敵な人がいるよ」と言われて「そんなのわかっているよ!」と思って怒りが湧いた
現実と感情の間に「何を考えたか」が思い込みの正体。
見つければあとは「結局、私はどうしたいんだっけ?」と聞いて手放すだけです。
思い込みがあるとその分エゴが騒ぎ出す
思い込みがあると、それを強めるかのようにエゴが大騒ぎします。
- 「復縁は難しいよね」→そうだそうだ、だから諦めろ!
- 「潜在意識って嘘なのかな?」→そうだよ、現実的にものを考えろ!
- 「彼より素敵な人いるよね」→そうだよ、付き合っていたときの言動を思い出しなよ!
逆に、思い込みを手放せばエゴの発生源を減らせるため、自然に「なる」ができるようになることも。
「なる」ができなくても大丈夫!経験者が教える潜在意識×復縁のコツ
最後に「なる」をやらずに潜在意識で復縁を叶えるコツを紹介します。
私がやって効果的だったものばかりなので、参考にしてください。
「オーダーしたらどうせ叶う」と考える
「オーダーしたらエゴが騒いでも、「なる」ができなくても叶う」と考えてみてください。
ここで言うオーダーとは「復縁したい」と望むことです。
「復縁したい」と思った瞬間から、現実は目に見えないところで動き出します。
最初は変化が目に見えないため、エゴが大騒ぎしてしまうことも。
しかし「なる」ができなかったり、エゴに負けてしまったりしても「結局私は復縁できないのかも」と悩む必要はありません。
「何があっても復縁できる」と決めれば、その通りになります。
「エゴが出たら叶わない」「ちゃんと「なる」ができなければ叶わない」と決めている人は、そのままの現実を受け取り、日々悩んだり不安になったりしているのです。
「何があっても復縁は叶う」と決めましょう。
「エゴが騒いでも、気持ちがぶれても、結局叶う」と決めることこそ、究極の「なる」だと私は思います。
何をしてても叶うとしたら、気持ちが安心しませんか?
「復縁が叶った私ならどう考える?」という視点を持つ
意識的に「復縁が叶った私ならどう考える?」と心に問いかけることも、復縁が叶いやすくなるコツの1つ。
不安や焦りが出る人は「復縁が叶わない」という前提で現実を見るくせがついています。
最初は少しトレーニングが必要ですが、ネガティブな気持ちが湧いたら「復縁した私ならどうする?」と考えてみてください。
次第に復縁できた私の視点に立てるようになり、現実も動き出しますよ。
復縁以外の目の前のことと丁寧に向き合う
復縁を叶えたいなら、人生全般に妥協しないことがとても重要だと考えています。
復縁を叶えたい気持ちが強いと、仕事やお金などのほかのジャンルはどうでもいいと考えてしまいがち。
しかし、人生全般を底上げして幸福度を上げていくことで、回りまわって復縁が近づきます。
もし仕事やお金、家族など満足度が低いジャンルがほかにもあるなら、オーダーを出して叶えていきましょう。
私は自分の人生に本気になれたとき、復縁が叶いました。
「なる」ができてもできなくても復縁は叶う!
「なる」は潜在意識で復縁を叶えるために効果的な方法ですが、人によってはエゴが騒いでしまって逆効果になることも。
「なる」ができなくても、誰でも必ず復縁は叶います。
もし「なる」があまり向いていないと感じる人は、今回紹介したコツを実践してみてくださいね。
- 「なる」とは、現実関係なく叶った状態でいること
- エゴが騒いで苦しくなるなら、復縁を邪魔する思い込みが隠れている
- 「何があっても復縁は叶う」が究極の「なる」